競馬

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『吹けっ!白い風』茨城に舞い降りた平成のダービー馬

平成元年のダービー馬の物語 フィールドワークの面白さ  現在の茨城県稲敷市から千葉県の富里市まで、繁殖牝馬を徒歩で連れて行って種牡馬と配合する。そのルートを辿る旅。 すべてのスタートはそこからでした。 次から次に当たらしい発見があり、驚かさ...
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JRA競馬博物館特別展生誕130年記念~尾形藤吉『大尾形』の系譜vol.4

開催に向けた故・伊藤正徳の執念  現在(2022年10月8日~2023年2月19日)東京競馬場のJRA競馬博物館で開催中の〝尾形藤吉『大尾形』系譜〟展の発案者は故・伊藤正徳だった。企画展の案内に〝協力〟と記されている「尾形会」の代表を生前、...
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JRA競馬博物館特別展生誕130年記念~尾形藤吉『大尾形』の系譜vol.3

大馬主との縁 現在につながる名馬達  藤吉にとって3頭目となるダービー馬クリフジは、〝初モノづくし〟ということでフレーモアに引けを取らず、唯一無二ぶりでは歴史的な一頭に数えられる。  戦争末期の1943(昭和18)年に、牝馬として史上2頭目...
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JRA競馬博物館特別展生誕130年記念~尾形藤吉『大尾形』の系譜(vol.2)

〝尾形会〟の歴史 JRA競馬博物館で開催された〝尾形藤吉『大尾形の系譜』〟のパンフレットには、〝協力〟として「尾形会」の名が記載されている。藤吉の〝系譜〟を語る時に切り離せない「尾形会」だが、これについては後述する。藤吉の人脈にまつわる話は...
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JRA競馬博物館特別展生誕130年記念~尾形藤吉『大尾形』の系譜vol.1

偉人の足跡を記す  2022年は日本で鉄道が開業した明治5(1872)年からちょうど150年。野球がアメリカから伝来したのも同じ年だという。それから20年後。江戸から明治へ、という激動の時代のうねりの真っただ中にあった明治25(1892)年...
時事関連

ナイスネイチャの遺した物~追記

年々注目度増す引退馬支援  世界中がコロナ禍に巻き込まれた2021年のこと。35,829,730円の寄付が集まって大きな話題となったナイスネイチャのバースデードネーションは、34歳になる2022年も4月16日から5月15日までの1カ月間、行...
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新刊のお知らせ
『やってみたらええやん』

〝パラアスリート〟と〝その妻〟の物語 やってみたらええやん パラ馬術に挑んだ二人 価格:1,650円(税込、送料無料) (2023/5/29時点)楽天で購入 元調教助手のパラリンピアン  2005年当時、栗東の森厩舎で調教助手をしていた宮路...
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馬にちなんだ神社仏閣巡り(23年春)
~安全祈願に必勝祈願も~

鬼鹿毛馬頭観音菩薩(静岡)  本日は3月31日。今年も慌ただしく3カ月が過ぎてしまいました。 とか何とか言ってる合い間にも、先週のこと。御殿場近くにあるお寺を訪ねてまいりました。  JRA東京競馬場にある競馬博物館で開催された「尾形藤吉『大...
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トウカイテイオーの話

トウカイテイオーの思い出  こうした写真を机に飾る、という趣味は基本的にございません。ですので、当ブログに使用するアイキャッチ画像の撮影用に置いたもの。 画像左下にクレジットされているように、トウカイテイオーの、なんだろう、トレーディングカ...
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恒例の春の大阪遠征

15年ぶりの阪神競馬場  仁川駅から地下通路へ向かうエスカレーター付近。  JRAの競馬場では最も見やすくて、最も馬が美しく見えるんじゃないか、と思っているパドック(来月オープンするセンテニアル・パークもなかなかに凄そうで、行ってみないとい...